人生は冒険旅行

大学四年次を休学中の21歳。アイルランド南部のコークに留学中。留学終了後は南米に向かいます。2月ごろまでバックパッカーとしてアフリカ、トルコ、中央アジア辺りを旅する予定です。

アイルランド節約生活のススメ

 海外留学といえば節約生活。節約生活といえばまずは食費から。

かくいう私は上京して一人暮らしを始めたので、一人暮らし歴はもう4年目に突入した。東京でもかなりの節約生活を送っていたので、食費に関してはかなりエキスパートだと視認していた。だが、ひとつ大切なことを忘れていたのである。

 

東京での私の食生活は基本こんな感じだった。

朝ごはん:卵かけ御飯、納豆、たまに味噌汁

昼ごはん:チャーハンかパスタかカレー

夜ごはん:炒め物、豆腐、納豆、野菜スープなど

 

ゆるくダイエットしていたこともあり、あまり量は食べないのだが、とにかく毎日こんな感じ。学校やバイトのある日は、適当に食べ物をタッパーに詰めて持って行っていた。レトルトのカレーは一食分を二つに分けて使っていたし、肉類は一番割安なジャンボサイズを冷凍して使っていた。(主婦か?)

そう、私の東京節約生活は米ともやし、豆腐、納豆の大豆製品によって支えられていたのである。とにかく卵と大豆を摂取しておけば健康だと信じていた。

 

アイルランドには大豆がない。豆腐や豆乳は売ってはいるがとんでもなく高い。米も日本米を買うことはできるが高いし炊飯器もない。あとこちらの生卵は食べられるのか心配なので卵かけ御飯も無理。和食を愛してやまない私には少々辛い。

 

でもご心配なく。もちろん外食は高いが、スーパーに行けば大概の食材は安く手に入る。パンやパスタは日本よりも断然安いし、ここは芋の国。芋はスーパーで5キロや10キロ単位で超激安価格で売られている。そしてみんなそれをばんばん買っていく。さすがに一人暮らしには厳しいけれど。。。

アイルランドは農業大国ということもあり、大概の生鮮食品は日本と同じか安く買うことができます。ちなみに何故そうなるのか、バラ売りの野菜が1キロ入りの袋と同じ価格で売られていたことも。。。(なので私の家には今、大量の玉ねぎが)

 

あと乳製品が異常に安い!牛乳なんかは2リットル100円ほどで買えちゃう。もちろんチーズやバターなんかも驚くほどの低価格!カッテージチーズやマスカルポーネが80セントで売られていたのを発見した時は、狂喜乱舞して大量に買ってしまったことも。乳製品大好き。

それに従って、洋菓子なんかも安い。原材料が安いんだから当たり前だね。こちらの人が太るのも当然の結果。こちらで知り合った人はパンを焼くのが趣味になったと言っていました。

 

肉類は日本とはかなり違う。まず、鶏肉が一番高いような気が。日本では基本的に鶏胸肉しか食べていなかった私だけど、こちらでは少々値が張ります。またもも肉はあまり見かけない。ああ、唐揚げが食べたい。

その代わり牛肉がかなり安い。中でもひき肉は1キロ4ユーロとかで売られています。なのでこれを買って冷凍して使っています。牛肉が主食なんて日本人からすれば豪華すぎる。。。あとはラム肉なんかも割と安く手にはいる。

 

冷凍食品も安い。こちらの人はイギリスなどと同じであまり料理に凝らないようなので、家庭でも冷食が一般的。私もホームステイの時、夜ごはんは基本的にパスタかサラダか冷凍ピザだった。

 

ご飯はバスマティ米やインディカ米はとても安くてポピュラー。これらの調理で面白いのは、小分けにされた袋をそのまま12、3分茹でるとお米になること。

 

魚はあまり食べないのかスーパーでもかなり種類が少なく、高い。多分アイリッシュはフィッシュアンドチップス以外で魚をほとんど食べない。同じ島国なのに日本とは大きな違いだ。しかしコークにはイングリッシュマーケットがあるので、ここで新鮮な魚を買うこともできる。(寿司用といえば一番新鮮なものを出してくれるらしい)

 

あとポテチなどのスナックは意外と高い。しかも日本のような大袋はほとんどなく、小袋のセットで売られていることがほとんど。私はあまりスナック菓子は食べないので関係無いけどね。

 

あと大事なのはお酒。まず値段にビックリした。500ミリの缶ビールが一番安くても2ユーロ以上する。しかもこれは日本でいう発泡酒のようなチープなビールの話。ギネスなんかは缶で買っても3ユーロ近くする。正直、店で飲むのとそこまで変わらない。ビールの種類はかなり豊富なので、コンプリートしたかったけれどお金が続かないので諦めました。

極め付けは、日本でも買えるギネスやジェイムソンは日本の方が安い。輸入してもなお日本の方が安いとは、驚くべき酒税。酒飲みの国なのにね。。。。

 

と、そんなこんなでアイルランドの自炊生活はかなりイージーです。

ただ日本食材はかなり高いので気をつけて。味付けのためにめんつゆがどうして欲しかったけれど、200ミリくらいの瓶で7ユーロというのにビビって買えませんでした。荷物に余裕がある人は1リットルの奴を持ってくるとかなり捗るかもしれません。